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消火器

消火器

粉末(ABC)消火器は、A(普通)・B(油)・C(電気)火災など、あらゆる原因の出火にすぐれた消火能力を発揮する、現在最も普及している消火器です。
消火薬剤の放射方法は、レバーを握ると本体に内蔵されている圧縮ガスの圧力で放射する(加圧式)と、消火薬剤とともに封入されている圧縮ガスの圧力で放射する(蓄圧式)があります。

特徴2ご家庭からオフィス・店舗・工場まで幅広い用途に対応するエコロジーと安全性を追及したシリーズです。特徴3ISO14000S・ごみゼロ工場等の事業所や、環境に配慮した「リサイクル商品」をお考えのお客様におすすめいたします。


●粉末消火器について

◆消火薬剤
(※A.普通火災、B.油火災、C.電気火災)

粉末(ABC)消火器の消火薬剤は、リン酸二水素アンモニウムを主成分とし、180マイクロメートル以下の微粒子に粉砕されています。長期の貯蔵や加圧に対する安定性をもたせ、かつ湿気を防ぐ効果を高めるため、ヤマトプロテックでは独自の製造方法により、粉末表面に特殊シリコーン処理によるコーティングを行っています。
※1マイクロメートルは、1,000分の1ミリメートルを表す単位で[μm]の記号で示されます。

■ヤマトABC粉末消火薬剤の特色

1.粉末に混合する数種類の安定剤の選定には特に注意していますので、消火薬剤の固化を防ぎ、吸湿の防止にすぐれた効果をはっきします。
2.消火薬剤には特殊シリコーンや流動化剤を混入していますので、自動車などに長期積載されて粉末消火薬剤がしまった状態になっていても、放射状況や消火効力に悪影響を及ぼすことがありません。
3.ヤマトABC粉末消火薬剤は 「リサイクル原料を使用した消火薬剤」です。平成14年10月22日以降、40%以上のリサイクル原料が使用されています。
※ABC粉末消火薬剤の色は昭和61年10月より5年ごとに変更されています。現在は変更されていません。

◆特長
(※A.普通火災、B.油火災、C.電気火災)

1.A.普通火災・B.油火災・C.電気火災にすばらしい即効性消火力を発揮します。
2.ABC粉末消火薬剤は、A,普通火災に対し脱水炭化作用などで再燃を防止します。
3.高電圧に対しては絶縁体です。
4.防湿装置の効果で長期保存ができます。
5.気温に左右されず性能変化がありません。

◆注意事項

1.高温多湿の場所での消火器設置は避けてください。
2.使用後、再充てんするときは、ノズルやホース内に粉末が残らないように注意してください。
3.加圧用ガス容器は、常に規定の質量でなければなりません。再充てんするときは専門の取扱業者に依頼してください。