交通網の発達は、乗り物に乗っている時に地震と遭遇する人たちがそれだけ多くなっていることを意味します。乗り合わせたらどうするか。事前の心得が必要です。 |
★車では | |||||
地震を感じたら、 1.スピードを落として左側に寄せ、停車してエンジンを切ります。 2.カーラジオで地震情報を収集して地震の規模を確認します。 3.車から離れる時は、窓を閉めてキーをつけたままで。 高速道路では、ハンドルが奪われないように注意をし前後の車間を調整してスピードを下げます。脱出は、1キロごとにある避難口から。 |
★バスやタクシーでは | |||||
なるべく身を低くしてしゃがみ、シートの手すりにしがみつきます。バスの非常口は、ふつう後部右側の座席の下にあります。自動ドアのタクシーでも、右側のドアは手動で開ける事ができます。どうしても窓を割る場合は、靴で思い切りケリ破ります。 |
★電車では | |||||
電車は、震度5以上の地震が発生すると、ATS(自動列車停止装置)が働いて停車します。地下鉄の場合、震度5以上の地震が発生すると、全線停止します。駅と駅の間で停車した場合は、安全を確認しながら低速度で最寄のホームに進入することになっています。もし駅の構内や車内にいたら、アナウンスや係員の指示に従うほうが安全です。 |